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editor's museum 小宮山量平の 編集室 ロシア企画室 |
トルストイ ショートセレクション『三びきのクマ』が刊行されました。 なぜ今、“トルストイ” か───。 その問いに答えるかのような父の文章が遺されていました。 父は自身が編集したトルストイの『愛についての10話』(1985年 理論社刊 “10代の本セレクション全26冊”)の “まえがき” にこう記しています。 今 「トルストイ体験」を 父の言葉は、三十年以上もの時を経た今も生き続け、心にひびくのです。
そして『愛についての10話』と題した父のその思いを受け継ぐように、今回『三びきのクマ』他7つの短編を訳した小宮山俊平は、“あとがき” で語っています。 トルストイは「愛」に生き、「愛」を伝導しつづけた作家です。村人を愛し、その物語を書きました。村のこどもたちを愛し、彼らの未来に期待し、教育に心をくだきました。 現在(いま)を生きる多くのこども達に、そして多くの若ものたちに、トルストイの「愛」が届きますように・・・・・・。
2018.2.21 荒井 きぬ枝
エディターズミュージアムのブログ 「父の言葉をいま・・・その124」 |
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